病む人の心と身体を癒すこと。
それが私たちの東洋医学。
名称 | 名古屋東洋クリニック |
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院長 | 赤尾 清剛 |
診療内容 | 漢方治療、鍼灸治療 |
診療形態 | 自由診療、予約制 |
住所 |
名古屋市 熱田区 金山町1丁目6番15号 Livion金山 WEST 1階
JR金山総合駅南口から徒歩3−5分 |
TEL・FAX | 052-684-6820 |
開院日 | 平成29年5月26日 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 9:00〜11:45 |
休診 | ● | ● | 休診 | ● | ● |
午後 14:00〜18:15 |
● | ● | ● | 休診 | ● | ● ※ |
インターネットの普及と発展のおかげで、自分に処方された薬がどんな漢方薬エキス製剤なのかを知ることができます。
逆に自分の症状から漢方エキス製剤を選択し、薬局で購入することも可能です。
世界保険機構(WHO)は、1999年の総会で健康の定義として、次の定義を提案している。「健康とは、身体的、精神的、霊的、社会的に良好な動的状態であり、あるいは虚弱ではないことではない。」このように、人の健康を評価することは、簡単ではない。
しかし、健康診断や人間ドックで異常がないと結果が出ると、一応自分は健康であると判断する。健康診断や人間ドックの「異常なし。」は、あくまで西洋医学の現時点の医学、科学技術による身体的な面だけの評価である。
健康診断や人間ドックで「異常なし。」と評価されたにもかかわらず、自覚症状がある人は以外に多い。要するに、「異常ない。」イコール健康にはならない。どんな医学も完全なものではないため、人の健康の評価も絶対的なものではない。
病気に対して西洋医学的に治療を受けても効果が得られない場合や、難治性疾患で治療方法が確立されていない場合がある。その他、治療を受けたが副作用のため完治までに至らなかった場合などがある。こうした場合に漢方治療の適応がある。
「○○病に漢方治療は効果がありますか。」の内容の問い合わせがある。
漢方治療は、その疾患に対して効果が得られない場合でも、それらの症状の改善に効果があることがある。
病気は一般的には西洋医学の病態に基づくため、病名からは漢方治療にはつながらない。漢方の基本的な考えや診察などに従った診断をして、漢方医学としての病態、所謂「証」を決定して、一番有効と考えられる漢方薬が処方される。
例えば、虚実ひとつを考えてみても、虚か実かの診断は、簡単ではない。虚とか実は、大変抽象的なもので、数値ででるものではないため、確認すら困難な場合もある。他に陰陽なども、0か1のデジタルで示されるものではなく、アナログ的な概念からなるものである。
そのため、ひとりの人の漢方的な病態を把握できるようになるためには、医師の十分な経験と知識が必要である。要するに、漢方治療の効果を左右するのは、医師がどこまで漢方的な病態を把握できるかによると考えられる。
1988年、名古屋大学医学部大学院(臨床病理)修了後に学位を習得。
1990年、聖光園 細野診療所に入所。
坂口 弘、細野 八郎、中田 敬吾の先生方に師事する。
2002年、岐阜大学 医学部 東洋医学講座 助教授。
2005年、岐阜大学大学院 医学研究科 東洋医学講座 教授。
2007年、聖光園細野診療所 医師。
2009年、聖光園細野診療所 名古屋診療所 所長。
2017年、5月 名古屋東洋クリニック 院長。
日本東洋医学会 漢方専門医、日本東洋医学会 東海支部 幹事